ビアタタの伝説と同じく、ベアトリス・リベイロ・ヴァレンテは、大河に囚われた炎の生物であった。サルヴァドールの砂浜から、バイユーの湿地に至るまで、己の業火が決して静まらないことを悟った女は、行くあてもなく、ただ世界を炎に包んでいく。